入院している生徒が病院から授業に参加できないか

特別支援学校では、心身の問題で授業に参加したくても参加できない生徒が大勢いらっしゃいます。
当社にも「長期間入院している生徒に遠隔で授業をしたい」というご要望を頂いた事例があります。
当初お客様はWeb会議システムとWebカメラの活用をお考でしたが、Web会議システム『Zoom』+遠隔コミュニケーションロボット『Kubi』をご提案し、相手がまるで目の前にいるかのような、新しい感覚のビデオコミュニケーションツールを連携させることで、お客様の要望に沿った遠隔授業を実現しました。
現在ではお客様は、遠隔授業用の専用教室を設けて活用されています。

当社ができること

お客様のご要望は、単に「入院中の生徒にWeb授業をしたい」というものではありませんでした。「入院中の生徒自らがカメラを遠隔操作し、見たいところを見られるようにしてあげたい」「振り返ると同級生がいる」という“教室に居る”感覚を少しでも体感させたいというものでした。
これに対し、教室の生徒の机に遠隔コミュニケーションロボット『Kubi』(米国リボルブロボティクス社)という製品を置き、あたかも授業に参加しているかのような体験が出来る海外事例を参考に、システムをご提供しました。
また、お客様は既にWeb会議システムをご利用されていましたが接続が度々切断されてしまうことから、「安定した通信で授業を開催したい」という要望もありました。そこで『Zoom』とその利活用ノウハウをセットにしてご提供しています。
現在こちらの支援学校では、遠隔授業用の教室を設けて入院中の生徒への授業として活用されており、その使用感の良さから教育委員会様では他校での活用も検討されております。

Web会議システム『Zoom』

導入の前段として、お客様は実験的にWeb会議システムを活用して授業を行っていましたが、度々接続が切断されてしまい、安心して授業を開催できないという不安がありました。
『Zoom』であれば、独自の映像圧縮技術により、比較的少ない通信量で安定した映像・音声を配信できるといった強みがあり、相手画面の遠隔サポートや録画も簡単に行うことができます。1カ月のトライアルで、実際の操作性、通信の安定性などを、実感いただくことも可能です。
当社では、セキュアにZoomを活用するための運用方法を社内でルール化していますので、ぜひご相談下さい。

同じ空間を共有するWeb会議端末『kubi』

『Kubi』は、より臨場感のある遠隔授業を実現することができます。単に据え置かれた固定画面と話すのではなく、左右に300°、上下に90°、自由に首を振り、視線を変えながらホームルームや授業に、遠隔地から参加することができます。『Kubi』を利用することで、遠隔地にいる生徒はあたかも同じ空間にいるようなコミュニケーションを作り出します。
他のネットワークカメラでも遠隔操作は可能ですが、それには遠隔操作用のポートを病院側で開放する必要があり、セキュリティ上、通常のネットワークカメラを導入することはできません。『Kubi』であればブラウザ上での遠隔操作が可能なため、ポート開放が不要です。
さらに、iPadとZoomだけという手軽な機器構成なので、持ち運びも簡単です。