放送データの容量増大に備えて、安定したインフラを整備したい

近年、放送における映像などのデータ量が飛躍的に増え、そのインフラであるネットワークの安定性や拡張性を見直すケースが増えています。ほんの数年前に高速化したばかりのネットワークでも、「信頼性は考慮されているのか」「接続される端末の管理はされているか」「無線LAN環境は適切に整備されているか」など、将来の拡張性が考慮されていないネットワーク設計が非常に多いのも実情です。いま問題なく使えているから良いという時代から、データ容量増大に対する拡張性や信頼性、さらには運用管理も容易であることが要求される時代に変わってきています。
当社の導入事例をもとに、課題解決策をご紹介します。

当社ができること

放送局内でのデータ送受信の量と頻度は急激に増加しています。本局と支局間、キー局と系列局間、放送局とコンテンツ制作会社間など、データ送受信先は増える一方です。また、あらゆる映像コンテンツがデータとしてやり取りされるようになり、映像も高精彩で1回あたりのデータ量も増えています。今後、さらにこの傾向は加速すると想定されています。ネットワークの安定性と拡張性を確保することはもちろん、モバイル端末の多様化に備えた無線LAN環境整備、サイバー攻撃を意識したセキュリティ対策強化も求められています。
当社は、ネットワークインフラの提供を主な生業としてまいりました。そして、放送局様にはテロップをはじめとするソリューションをご採用いただいていることもあり、近年、この放送局のお客様のネットワーク再構築に関わらせていただくケースが増えてきました。
放送局の業務を理解したネットワークベンダーとして、当社は貢献いたします。SDN、無線LAN構築・運用管理、IT資産管理による不正端末検知、サイバー攻撃対策など、様々なソリューションをお客様の課題に合わせてご提案いたします。

SDNとウイルス対策ソフト連携でウイルスを隔離

SDN(Software-Defined Network)は、ソフトウェアでネットワーク機器を集中的に制御することにより、ネットワークの構成・設定などを柔軟かつ動的に変更できる画期的な技術です。
アライドテレシス社『AMF-SEC』では、アプリケーションと連携してネットワークのアクセス制御を行うことが可能になります。例えば、ウイルス対策ソフトが異常な端末やプログラムを検知した場合、被疑端末を自動で遮断し隔離します。

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IT資産管理とSDN連携で不正PC接続防止

Sky社『SKYSEA Client View』は、社内ネットワークに接続されたIT資産を管理します。IT資産に登録されていないPCを社内ネットワークへ接続した場合も、素早く検知できるようになります。SDN製品と連携させることで、自動的に不正PCの接続を遮断する仕組みも構築できます。
また、「ファイル追跡」機能を使えば、ファイル名などを手掛かりに操作ログを検索し、謝って削除したファイルを時系列で追跡できるため、原因特定に役立ちます。

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自立型無線アクセスポイント

ワイヤレスデバイスは、私たちの日常生活に欠かせないものとなりました。Aruba社の『HPE Aruba』無線アクセスポイントを利用すれば、セキュリティとパフォーマンスを維持しつつ、ネットワークを簡単に拡張できます。
 『HPE Aruba』のアクセスポイントは、導入が本格的に進む「次世代規格Wi-Fi6(802.11ax)対応」と多くの実績をもつ「内蔵コントローラー機能」で、無線LAN環境を強力にバックアップします。

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