コラム

【最新米国便り】2024 大統領選

本年末、米大統領選挙で歴史的な女性大統領が誕生する可能性に米国は熱気をおびている。

 

先日のアイオワ州の共和党集会(コーカス)でトランプを追い詰めたのは、トランプではバイデンに勝てないと主張する政治家としてのキャリア豊富な女性 ニッキー・ヘイリー。

ヘイリーは、インド系アメリカ人でサウスカロライナ州知事を経て米国際連合大使を2年歴任した移民で、教育政策エキスパート。

反トランプを明確にする姿勢は若い世代に圧倒的支持を拡大。

間もなく開催されるニューハンプシャー州党員集会でトランプを抑え込むとの予想が強く一気に大統領選へ持ち込む模様。

 

一方、状況を注視する民主党は魅力に乏しいバイデンでは太刀打ちできないと見て、第42代ビル・クリントン大統領の妻ヒラリー・クリントンを再び担ぎ出す動き。

2016年大統領選でトランプに惜敗したが初の女性大統領を目指しニッキー・ヘイリーとの一騎打ちが現実味をおびている。

 

情熱的なニッキーとクールなヒラリー。

どちらに軍配が上がっても米国は画期的な時代を切り拓くだろう。

*イメージ