コラム

【最新米国便り】ボーイングスターライナー

スペースシャトルの後継機「スターライナー」の国際宇宙ステーション(ISS)ドッキングスケジュールは5月から各種トラブルで変更を重ね、6月1日も中止に。


この、商業乗員輸送プログラム(Commercial Crew Program:CCP)はNASAとボーイング社が45億ドルで契約。
 

有人飛行テスト(Crew Flight Test:CFT)が成功すれば宇宙飛行士輸送シャトルは2025年再開予定だったが流動的に。


ロケット最先端に取り付けられた宇宙飛行士が乗り組むカプセル型宇宙船「スターライナー」を宇宙へ運ぶのは、ユナイテッド・ローンチ・アライアンス(ULA)社のアトラスVロケット。


石油成分 “ケロシン” と液体酸素を燃料とするロケットエンジンRD-180を使用する第一弾ロケットは全高60m、直径4m。


ロケットブースター2基はカリフォルニア州のサクラメントで製造。開発センターはコロラド。ブースター組み立てはテキサス。最終エンジンアセンブリはパームビーチ。


ULAはボーイングの航空宇宙事業としてコロラド州に本拠を置く。 3,000人のスペシャリストが最先端宇宙技術に取り組む。

*イメージ