コラム

【最新米国便り】IoTソリューションスタートアップ

IoTソリューションマーケットに多くのスタートアップが参入。マーケットをリードするIBM、SAP、Siemens、Bosch、GEを急追するのはIoTソフトウェアソリューション&サービスに特化したScienceSoft社。

1989年テキサス州ダラスで起業。従業員千人、売上$25Million.
マニュファクチャリング、ヘルスケア、トランスポーテーション、オイル&ガス、テレコム分野のIoT開発、コンサルティング、インテグレーション、アナリティクスで伸び、IoTソリューションビジネスではIndustrial IoT、Internet of Medical Things、スマートシティ、スマートコネクテッドプロダクツ、リテイルIoTアプリケーション分野でマーケットを拡大。

スタートアップの多くはニューヨーク、テキサス、サンフランシスコに展開する数百人規模の技術集団。

IoTアプリケーション、コンサルテーションとサービスで顧客ビジネスをカスタム化し売上を伸ばしている。

スタートアップを多彩な発想、独創的アイディアと技術でイノベーションをもたらすファウンデーションと捉えるバイデン政権は海外へシフトした製造業も呼び戻す。

目を輝かせ、ひたむきにモノ造りに精魂傾ける人々の復権と復活をサポートし、モノ造りの原点へ立ち帰って製造業を再生するという。

気象変動の影響を受ける農水産業、牧畜業と自然エネルギーに偏らず製造業をバックボーンに据えてリスクを分散する。

ポストコロナを見据え、優れた生産力で栄光を取り戻し、国民の生き甲斐と幸せを最優先するとマニフェストに掲げた民主党政権はアメリカを蘇らすに違いない。

バイデン政権はウイルスで傷ついた米国を再び民主主義諸国のリーダーとして復帰させ、EUと日本を両輪に価値観を共有する国家とのパートナーシップと新たな結束に軸足を移す。