コラム

【最新米国便り】メタバースSDG

仮想空間へアクセスするライフスタイルが根付きつつある。

IT各社は想像の世界ではなく「社会性のある別空間」と捉え、社会活動も別空間に創造されてゆくと予測。

 

リアルワールドとインターネットは場所の制限や二次元サービスがネックになるがメタバースへ移行すれば場所、行動範囲、同時接続に囚われなくなる。

 

ITメーカーはメタバースの可能性を前向きに受けとめ、改ざん出来ない仕組みのブロックチェーンを開発し新しいビジネスを創造する動き。

 

アーバインテクノロジーパークのハイテク企業はVR空間で人、ビジネス、風景や建造物をシェア。自由に編集し、プログラミング言語で創り上げた世界を操作してメタバースリンク可能な自由度の高いソフトウェアを開発。

 

メタバースプレイヤーはゲーム、映像系、ブロックチェーン関連、3Dエンジン空間コンピューティング、ヒューマンインターフェース、インフラストラクチャと多岐にわたる。

 

一方、メタバースはNvidiaのオープンプラットフォームにダメージを与えると思われたが、高度リアルタイム3Dシミュレーションとバーチャルコラボレーションを

実現するオープンプラットフォーム「Omniverse」が再評価され高精度仮想環境のシミュレーション機能はロボット、AI、自動運転アプリケーションでマーケットにアピール。

 

今年のハロウィーンでは子供達はメタバース空間のアバターと対峙し自分の分身コントロールに手を焼いたようだ。

 

コロナウイルスの主導を許し人生観、価値観をクリアされた人々は変化を積極的に受け入れてリアルワールドの手応えを高め、力学的刺激を得るチャンスとしてメタバースを足がかりにする傾向を強めている。

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