コラム

【最新米国便り】メタバース

パンデミックはリモートオンライン交流需要を高め、多次元仮想現実空間でビジネスを共有する「メタバース」はIT各社の戦略に大きなインパクト。

 

スクリーンを見るだけでなく実際に中に入り込んで体感する「仮想環境」へ進化。

次世代インターネットサービスへも大きなインパクト。

 

マイクロソフトはオンライン会議システムをメタバースへ拡張し3D自分の分身アバターを使えるようにするという。

 

マーケットの信用を失墜し米議会からも指弾され社名を「メタ」へ変更したフェイスブックのイメージチェンジと時流への迎合も通用せず「GAFA」は「GAMA」に置き換わる。

 

手探りでメタバースへの変身を目指すIT各社の中で重荷を抱えるのはオムニバース。

 

AIGPU、グラフィックス、データサイエンス、ディープラーニングのリーダーNvidia社はサンタクララに本拠を置く積極的な企業。

 

メタバースに取り込まれるのを嫌い自社オムニバースは仮想環境でタスクを遂行する実績を積み重ねた技術と主張して反撃を開始。

 

AIやロボティクス機能も連携しシームレスとワークフローに大きなインパクトを提供。世界に分散するチームをインタラクティブ環境に統合し、創造的アウトプットを最大化した仮想コラボレーションとリアルタイムソリューションを実現したオープンプラットフォームとしての存在価値は評価されるものの、Digital futureを標榜するメタバーストレンドとの共存に向け戦略転換を余儀なくされている。

*バーチャル会議イメージ