【最新米国便り】クラウドサービス
ローカルワーク定着がネックになりオフィスへの回帰率は低迷。
ウイルス拡散は個人と企業のワークスタイルを変え多様な人材を絡め、ダイバーシティへシフトしてプロダクティビティと経営理念は様変わり。
バロックのようにコンサートマスターやコンチェルトマイスターが指揮を任されオーケストラ全員の調和で音楽を創り上げるイ・ムジチ(音楽家達)のイメージが蘇る。
離れたロケーションからデータやファイルへアクセスできるクラウドサービスはアクセスが容易でフレキシブル、セキュリティとプライバシー確保、コストイフェクティブでメインテナンスとデータバックアップが容易になる機能で個人や小規模ビジネスクラウドサービスの主流へ。
クラウドサービス事業者が世界各地に展開するデータセンターでサービスが提供されるので、災害や非常事態での継続利用も可能にしてサステイナビリティの要に。
個人、小企業向けクラウドサービスのトップ5はMicrosoft Azure、IDrive、Google Drive、Dropbox、そしてSpiderOak。
MicrosoftはWebサービスを含む多彩なプラットフォーム対応ハイブリッドクラウドサービスで、ユーザーデマンドに応じたスケーラビリティと強力なサイバーセキュリティでマーケットを拡大。
IDriveオンラインバックアップサービスソリューションは、セットアップの容易さとデータ暗号化がセールスポイント。
写真のStore & Share、ドキュメントファイル、ビデオデータをファイルする機能で定評のあるのはGoogle。どのようなデバイスでもアクセス可能でMicrosoft Officeともコンパティブル。
一方、ハイエンド・ミリタリーレベルセキュリティと強力なPrivate encryption をセールスポイントにするSpiderOakは、自社保有のローカルサーバでハイテクサポート。
課題はクラウドサービス選定にバックアップ、ホスティング能力、ユーザーフレンドリー、データプロテクション、ビジネスプロセスオートメーション能力の優先順位の位置づけ。