コラム

【最新米国便り】Akamaiソリューション

老朽化の進むエッジコンピューティングシステムアップグレードマーケットが活況。

データ発生エリアに最新エッジプラットフォームを分散しセンサーに近いエッジでリアルタイム収集されたデータをローカル分散処理する高速ハイパフォーマンスエッジプラットフォームへのリプレースが加速。

 

エッジサーバにリンクされる多機能IoTデバイスからのコールドデータはクラウドへアップされホットデータはその場で高速処理。

 

エッジコンピューティングマーケットは IBM、HPE、Dell、Microsoft と Ciscoが命運を賭けるがコンテンツ、ビジネスアプリケーションの配信、最適化、セキュリティで定評のあるクラウドサービス大手Akamai社がIntelligent Edge Platformを投入し分散されたネットワークを活かした従来と異なるアプローチで台頭。

 

ローカル分散処理、ローカル対応能力を強化した次世代マーケットの創造でIBM、Ciscoの牙城を崩す。

 

そのエッジプラットフォームは企業とクラウドプロバイダーのデータセンターをカバーしビジネス高速化とセキュリティを大幅に向上。

 

ハワイでクールを意味する「akamai」(アカマイ)を社名に掲げマサチューセッツ州ケンブリッジに設立。

世界八十数カ国に1万2千人を配置し、サーバ10万セットを展開して売上は50億ドル。

 

Akamaiエッジプラットフォームは通信経路へも設置され広大な連携エリアをカバー。

クラウドコンピューティングの限界を補完してローカルでの対応能力を拡大。

クラウドとエッジコンピューティングのユニークな棲み分けも模索する。

 

Akamaiによるエッジコンピューティングイメージチェンジの速攻にIBMを含む安定したマーケットの終焉が近い。

*イメージ