【最新米国便り】IBM サイバーセキュリティソリューション
IBMは、サイバーセキュリティソリューションビジネス強化のため、2020年からセキュリティ企業30社以上を買収し、ハイブリッドクラウドとAI技術を強化。
さらに、2021年にイスラエルに設立されたサイバーセキュリティスタートアップPolar Security社を600億ドルで買収。
同社のデータ・セキュリティー・ポスチャー管理(DSPM)をSecurity Guardianに統合して不動の地位を築く戦略。
DSPMはハイブリッドクラウドベース Sensitive dataをトレースし、保護する強力なデータセキュリティプラットフォーム。
米マーケットはパンデミック以降クラウド移行が急増し、大量のクラウドデータ処理を余儀なくされている。
大量データはサイロ化拡大と機密データ「シャドーデータ」を増加させており、Polar security社技術でクラウドやSaaSアプリケーション、データレイク内データを発掘したり継続的に監視、保護できるようにする。
イスラエルの新興サイバーセキュリティスタートアップが開発したDSPMは、機密データ探索、分類、データフローマッピングを行いアクセス権を持つユーザー、データの使用状況を明らかにしセキュリティシステムの脆弱性を特定するセキュリティ戦略強化に寄与すると注目されている。
