【最新米国便り】ChatGPTサイバーリスク
クリエイティブで現実的な全く新しいオリジナルアウトプットを生みだすGenerative AI(生成系AI)は画像、動画、オーディオ、文章、コードなどテキスト生成アプリケーションを拡大しているがChatGPT (GPT)も絡み、ビジネスとプライベート双方のコミュニケーションとアプリケーションに複雑で革命的な影響を与えつつある。
ChatGPT を開発したOpenAI社は使用にあたりチャットの共有は避けるよう警告。
GPTチャットで入力内容は多くの人に閲覧可能になるので、業務自動化や効率化は実現できてもリスクは高まる。
GPTにより信憑性が高く本物らしいフィッシングメール作成が容易になり、経験の乏しいハッカーでも誤った情報拡散が可能なので、サイバーリスク上昇の引き金になる。
外部へデータや情報送信の意識がなくチャットに入力すると、機微な情報が簡単に漏洩してしまう。
米企業はGPT導入を抑制し危機管理強化へ大きくシフト。
