コラム

【最新米国便り】eメディカルネットワーク

クリントン、ブッシュを含むベビーブーマー(1946-64年生まれ)は人口の三十数%を占め、急速に老齢化。


イーストコーストとウェストコーストの人件費と物価の高騰は、メディカルビジネスを南部のテキサス州やテネシー州へシフト。


eネット診療が拡大し、AIとドクターがリアルタイムに診るAIアルゴリズム、シミュレーションテクノロジー、自然言語の組み込まれた高度な医療アーキテクチャは米政府にバックアップされるヘルスケア タスクフォースを強化し医療政策は次期大統領選の争点に浮上。
 

1945年に設立されたテキサス医療センター(Texas Medical Center)はヒューストンの20km四方の広大なメディカルスペースに、21の医療施設と十数万人のヘルス関連スタッフを擁し、GDP 250億ドルを達成。

心臓手術だけで年間2万件、毎日4千人もの患者が訪れるという。

グローバル ヘルスケアシステム企業に加え、大手IT企業も医療ビジネスを強化。
オラクルは本拠をカリフォルニアからテネシー州ナッシュビルへ移転。


ナッシュビルはヘルスシステム、へルステック(HealthTech)スタートアップと出資家が集中。
オラクルはメディカル企業多数を300億ドルで買収し、強力な医療システムネットワークを構築してメディカルプレイヤーに変貌。


カナダに本拠を置き世界各地にエージェントを展開するバーチャル診療所(Virtual eHealth Clinics)「UniDoc Health」社は患者がまるで診療所にいるかのように診察を受けられる自己完結型 遠隔医療ソリューションシステムで急伸。

AIアルゴリズムをコアに最新診断を可能とし高速アクセスも実現。eネットワークシステムはドクターに高度の判断と分析を可能とし、医療ソリューションに大きなインパクトを与えると見られている。


 

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