コラム

【最新米国便り】エッジクラウドソリューション

急速な世界情勢変化と年末の大統領選は自国優先と気候変動を先取りする産業構造変化へ向かい、ディジタル化進展をベースに無人化、遠隔管理、操作技術が台頭。
 

アメリカエネルギー戦略は米国内の資源開発へシフトし、他国への依存度の高いレアアースも国内生産。

多様な資源を埋蔵するオクラホマ、アリゾナ、テキサス、ニューメキシコ州は先住民族であるナバホ・ホピ・アパッチ・ズーニー族らインディアンの居留地が点在し、自治権が強く国家レベルの力を保持すること、環境問題、自然破壊、健康問題に直面するため高度政治決断が求められている。

政府内に地下資源開発プロジェクトチームが立ち上げられ、地中・海中の資源探鉱を急ぐ。


過酷な高温、圧力、振動に耐える大深度掘削ダウンホール技術開発に加え遠隔操作、生産現場オンラインモニタリングシステム投入が不可欠となり多くのハイテク企業が参画。

石油、天然ガス掘削現場をリアルタイムモニターし生産性を上げるエッジクラウドベースSaaSソリューションスタートアップとしてZEDEDA社が浮上。

IoT、エッジコンピューティング、AIソリューションに特化し、2016年 カリフォルニア州のサンノゼに設立。

掘削ドリルパイプに取り付けた多くのエッジセンサーからのデータをリアルタイム遠隔分析するオイルフィールドシステムは生産現場モニタリングソリューションとしてコスト削減と効率化に寄与。

気候変動の激しい状況が継続し安定した農業生産は見込めないとして産業構造はエネルギー自給と生産オートメーションを誘発。


一方、バイデンとトランプはスキャンダルにまみれ、年末の大統領選は民主党からヒラリー・クリントン元国務長官、共和党は元国連大使ニッキー・ヘイリーの猛女対決へ向かいつつある。

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