【最新米国便り】ウェブブラウザセキュリティ
ウェブブラウザはネットショピング、ソーシャルネットワークに定着してきたがマルウェア、サイバー攻撃の標的に。
SaaS(Software as a Service)とクラウド基盤アプリケーションの接点としてビジネスソフトウェアにも拡大しており、金融経済紙ウォール・ストリート・ジャーナルのアドバイスを受け、ウェブブラウザにセキュリティ機能を組み込んで外部からのサイバー攻撃、マルウェア感染リスクを低減するエンタープライズセキュリティを強化する企業が急増。
スイスのバーゼルに本拠を置く、マルチナショナル型ヘルスケア企業のロシュ(Roche)は製薬、ヘルスケア大手。
1896年にビタミン剤販売を起点に各種製薬事業で拡大。1990年以降は抗がん、インフルエンザ治療薬がヒットして800億ドルを達成。
膨大な個人情報を抱える多くのヘルスケア企業と同様にセキュリティ戦略の要にブラウザセキュリティを据える。
モバイルブラウジングマーケット加速によるウェブクラウド需要拡大によりブラウザマーケットは5%の伸び。2028年に1,000万ドルマーケットへ。
セキュリティを強化したブラウザでフィッシング詐欺等、危険サイトへのアクセスを抑制する高機能ブラウザは Google Chrome と Microsoft を筆頭に Mozilla、Firefox、Brave がリード。
*イメージ