コラム

【最新米国便り】パーソナルメディカルシステム

米ヘルスケア、医療ネットワークは遺伝子、環境、ライフスタイルを含む個人プロファイルに合わせて予防と治療を行う、ゲノムベースカスタマイズシステムを採用。

情報生命科学技術により生物学とITを融合しDNA、RNAに含まれる60億を超えるゲノムデータを高速分析して個人プロファイルデータベース化。

北米死因トップを占める心疾患、脳疾患、悪性腫瘍、免疫、感染症の治療効果を上げるためDNAシーケンシング(配列解析)を使い、遺伝子分析を強化。

米政府主導による医療研究開発(R&D)バックアップは精密医療マーケットを急伸。

GEヘルスケア、ファイザー、ロシュ、IBM、Microsoft 各社は個別化医療へシフト。

シーメンス社はオハイオ州立大メディカルセンターと提携し、米国の医療マーケットリーダーを目指す。

カリフォルニア州メディカルネットワーク大手 Kaizer と Hoag社はカリフォルニア大学(UCLA)、スタンフォード大学と組んでバイオ医療システムと関連デバイス開発を強化。


私の心臓動脈弁置換(TAVR / Transcatheter Aortic Valve replacement)とステント留置手術ではHoag メディカルシステムがパーソナル対応に切り替え、手術室の大型スクリーンで患者の私も見ることができた。

一方、昨日の大統領選ディベートではバイデンの顔が大写しされアルツハイマー初期のバイデンの眼は虚ろに見開かれておりショックを受けた。

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