【最新米国便り】チャットボット クロード
11月大統領選に現副大統領カマラ・ハリス擁立に踏み切ったバイデン大統領は、米史上初の女性大統領誕生をバックアップして全米を感動の「るつぼ(melting pot)」へ。
昨年はIT関連企業幹部を招集して AIに関わる責任、信頼できる倫理的開発と安全性を重視する業界標準をルール化し、AIへの脅威を払拭するよう要請し、IT業界にインパクト。
大統領の趣旨を重視した Google・Microsoft・OpenAI と Anthropic は安全なAIを目指すフォーラム「Frontier Model Forum」を設立し、AI安全性の業界標準(ベストプラクティス)を特定し社会的課題への AI技術利用を促進し、社会・企業と協力してリスクに関わる知識を共有。
フォーラム立ち上げをリードした AIスタートアップ Anthropic は、2021年 OpenAI からスピンアウトしたエンジニアがサンフランシスコに設立し、OpenAI のライバルとして台頭。
ChatGPT を越えるパフォーマンスを低コストで実現し、Amazon とも提携して40億ドルを調達。 Google・Salesforce の要請も受け、最新AIチャットボット「Claude(クロード)」を開発。
テキスト自動生成から要約・質疑応答・言語トランスフォーメーションに優れる。
一度に処理可能なデータ量は膨大で作業効率化に貢献。
最新モデル「Claude3」は GPT-4レベルでハイパフォーマンス。
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