【最新米国便り】シーグライダー
水面効果を活かし超低空飛行で船より数倍速く、航空機より数倍効率的に滑空する革新的な輸送ソリューションが浮上。
米東部ロードアイランド州に本拠を持つスタートアップ リージェント(REGENT)社は、水上を超低空で飛行する船と飛行機のハイブリッド シーグライダー(Seaglider)を開発し、商用に加え米軍とは上陸艇水上機WIG(Wing in Ground effect)を開発。
リージェントはロッキード・マーチンの投資を受け防衛分野の開発も加速。
シーグライダーは、ペリカンなどの水鳥やトビウオが海面すれすれに滑空する水面効果現象を応用し、高度な飛行効率を達成。
翼形状を持つ物体が翼と地表や海面との間の空気流で揚力が大きくなる現象を利用する飛行システムは新たなマーケットを創造すると見られている。
コバルトブルーのハワイの ‘みなも’(海上)を滑るシーグライダーは島々を巡る飛ぶ価値と感性を知るカリスマ「かもめのジョナサン」。
