コラム

1927年リンドバーグがスピリット・オブ・セントルイス号を駆ってパリの灯りを目指したように、トランプは前人未到の米国返り咲きに挑戦するという。

トランプのパリの灯は「三本の矢」。

「三本の矢」となるのは規制緩和、エネルギー優位性確立と経済民営化強化。

トランプの掲げる「米国第一主義」達成のため競争力を高め貿易不均衡を是正して米連邦政府債務を大幅に削減する。

バイデンのグローバリゼーションは不平等を拡大し社会的、経済的格差を助長したと指弾し、寂れた米中西部ラストベルト製造業地域も活性化して選挙公約MAGA（Make America Great Again～アメリカを再び偉大に）を実現。

関税を大幅に引き上げ米国資金源を強化して貿易不均衡から脱却し、外交政策目標を高めるため財政赤字を国内生産３％へ削減し規制緩和でGDPを３％成長させる。

軌道に乗るとドル高、円安と米株高が定着。

資産へ変貌しつつあるビットコインは対ドルベース10万ドルを超えると予測される。

一方、企業優先を進めるあまり格差が拡大し社会の混乱へ波及する恐れもある。

Merry Xmas and Happy new year !