もっと訴求力のあるリモート研修をしたい

学校の授業や社内研修がWebに切り替わりました。コロナ感染防止のために開始した側面もありますが、「会議室や教室の広さによる人数制限を受けない」「繰り返し視聴できる」などの利便性も明確になりました。
しかし、Web会議システムを単純に利用したWeb研修や授業では、「講師のジェスチャーなど非言語表現が伝わらない」「テレビ番組のように、メリハリをつけた配信ができないか」などといった開催者の悩みをよくうかがいます。当社はテレビ局に多くの導入実績を持つ映像ソリューションを用いて、遠隔授業システムを開発しました。その内容をご紹介します。

当社ができること

テレビ局へのCG作成システム、テロップシステムなどの導入実績やノウハウを凝縮し、3つの映像ソリューション機能をパックにしてプロのようなライブ配信を簡単操作で実現します。
 機能1.ニューノーマル時代、遠隔授業には2つの形式が出来ました。自宅で授業を受ける本来の遠隔授業と、密を避けるために会場を分けて授業を行う場合の2つです。これらを実現するには通常別々のシステムが必要ですが、当社はこれを1つのシステムで実現します。
 機能2.Web会議システムを単純に使っただけの授業は、資料のページをめくるだけで、画面にあまり変化がないため受講者が飽きてしまったり、疲れてしまうことが起こりがちです。このシステムは「講師のみ」・「資料のみ」・「講師と資料の両方」・「参考動画」など、用意した画面を切り替えることで、分かり易く飽きさせない講義を実現します。
 機能3.配信映像にテレビ局品質のテロップを挿入できます。強調したい内容を箇条書きで表示すると、講義にメリハリが出ます。

機能1.多機能映像配信システム『NIKKO Webブロードキャスト』

自宅で授業を受ける際、オンライン配信で課題になるのが、映像の品質です。Web会議システムでは、インターネット回線の状況によっては映像が途切れることがあります。
YouTubeやMicrosoft Streamなどのストリーミングソフトは、映像が止まることの無いように、データを一時的にサーバにためて映像を整えてから配信しています。そのため、きれいな映像配信が出来ます。
しかし、この形式は一度データを蓄積するので遅延を発生させます。同じ建物で会場を分けて授業を行う場合、この遅延が問題になります。隣の会場の音声が聞こえる場合、音声の遅延が講義を聞きづらくします。当社のソリューション『NIKKO Webブロードキャスト』は、LAN配信とデコーダ(映像変換機)を利用することで遅延を無くし、インターネットとLANによる同時配信ができるのが特徴です。

機能2.映像切替えスイッチャー

コミュニケーションの約55%が身振り手振りや表情などのボディーランゲージに依存するという「メラビアンの法則」というものがあります。受講者は意識をしていませんが、資料よりも講師を見ている時間の方が長いのです。話を聞くときは相手の顔を見ているのです。しかし、Web会議システムで授業をすると、講師は画面の小さい枠の中に入り、表情やジェスチャーなどの非言語情報が伝わりにくくなります。これが、Web会議システムを使って授業をした時の違和感なのです。
このシステムでは、講師を映すカメラ・教材テキスト・動画をタイムリーに切り替えることが出来ます。しかも、講師一人で講義しながら操作が出来ます。
例えば、切り替えのイメージは下記となります。
①講義の冒頭は講師のアップ ⇒ ②本日のアジェンダ ⇒ ③講師とテキスト両方 ⇒ ④適宜資料のアップ ⇒ ⑤動画などの参考資料 ⇒⑥講師のアップで終了 

詳しくはこちら(メーカーサイトへ)

機能3.テロッパー『NIXUS nixia』

当社は地上波・BS・ケーブルテレビ局に数多くテロップシステムの導入実績を持っています。このテレビ局に導入しているテロップシステムをスタンドアロン運用を想定して商品化したのが「NIXUS nixia」です。
テロップの作成、テロップの送出スケジュール登録、送出の3ステップで簡単にライブ配信にテロップを入れられます。
テロップ=文字という印象があるのではないでしょうか?テロップ作成ソフトでは文字だけではなく図形も作ることができます。
画面に枠飾りをつけたり、マークなどを表示させたり、画面の1部を隠したり、ゲームのような面白い演出も可能です。
アイディア次第で様々な配信ができるようになります。
テロップを使ったライブ配信を録画すれば、そのままVOD教材として使用できます。