増えすぎたサーバを集約する― サーバ仮想化(統合化)

業務ごと、部門ごとに用意したサーバがいつの間にかたくさんに増え、けれども各サーバのCPU使用率は意外に低く、十分に使い切れていないというのはどの企業でも起こりがちです。
サーバの性能が向上し、ひとつの業務アプリケーションで1台のサーバを使うには持て余してしまうのです。
そこで、複数あるサーバを1台のサーバに集約して効率的に使う仕組み「サーバ仮想化」をご提案します。

サーバに関する、こんなお悩みはありませんか




これらのお悩み、日興通信にお任せください。
最適なシステムサーバの運用をご提案します。

 

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サーバ仮想化(統合化)で、これらのお悩みを解決!

サーバ仮想化とは… サーバの台数を集約してムダを解消する仕組み
サーバ仮想化は、多数の物理サーバをメインのサーバに統合・集約してサーバ台数を減らす技術です。
1台のサーバで1システムを稼動している環境から、仮想サーバを導入することにより、1台のサーバで複数のシステムを稼動することができます。

言うなれば、1台の物理サーバを複数の領域に分割して、まるでサーバが複数台あるかのように見せかけて利用するのです。
それを実現するのが、「ハイパーバイザー(Hypervisor)」と呼ばれるコンピュータを仮想化するソフトウェアで、サーバのCPUやメモリなどのリソースを分割して、仮想サーバとして稼動させます。
ハイパーバイザーには、VMware社の「vSphere(ブイスフィア)」やMicrosoft社の「Hyper-V」などの種類があり、当社の有資格者がお客様のご要望に応じたサーバ仮想化をお手伝いします。
 

 

メリット1、運用管理の効率化

複数あったサーバを1つのコンソールで管理。サーバの追加も削除も楽々!


サーバを1台に集約することで、複数のサーバを1つのコンソール(管理ツール)から一元管理できます。
サーバの追加も削除も楽々。バックアップを取るのも簡単です。
また、業務アプリケーションの利用状況に応じ、CPUやメモリなどを簡単に増設することができ、業務に応じたサーバ環境をご利用いただけます。

 

1つのコンソールであらゆるサーバを管理します。

メリット2、新しいビジネスに素早く対応

新システム導入時のサーバ調達不要

新たなシステムを構築する際、仮想化環境があれば物理サーバを新調しなくても、少しの作業で簡単に新たなサーバ環境を準備することができ、ビジネスや業務の変化に素早く対応できます。

システムの動作検証を行う際は、まず開発環境を仮想サーバに立ち上げ、スムーズな開発や検証を実現します。

 

ビジネスの変化に素早く対応できます。

メリット3、コストの削減

サーバ本体の費用、消費電力、設置スペースを削減

サーバの台数が増え過ぎると、その管理が大変なのはもちろんですが、電気代も増加します。
電力は、たとえCPUの使用率が低くても、最大消費電力の60%必要と言われています。
台数が多いと設置場所の空調効率も悪くなり、消費電力が増える要因になります。
台数を削減することで、サーバ本体の初期投資や入替え、それから消費電力、空調代、設置場所も削減します。 

台数が減れば、イニシャルコストもランニングコストも削減できます。

メリット4、事業継続・災害対策

バックアップ・復旧が簡単。災害発生時に速やかに事業を再開

定期的に遠隔地でバックアップや同期をしておくことで、地震などの災害が発生して業務継続が困難になった場合、仮想サーバのシステム部分とデータ部分を、代替拠点の仮想化環境にコピーして、同じシステム環境を速やかに立ち上げることができ、短期間で業務を再開できます。

遠隔地に待機用仮想サーバを用意し同期を行い(レプリケーション)、災害対策に。

メリット5、OSの変更にも対応、システムの延命対応にも

サーバ更新による新OSへの対応

通常1つのサーバには1つのOS(WindowsやLinuxなど)しか起動できませんが、それぞれの仮想サーバでOSを立ち上げ、アプリケーションシステムを実行させることができ、あたかも独立したコンピュータのように使用することができます。
そのため、もしサーバを入替えて新しいOSになっても、それまでの旧OS環境を引き継いでアプリケーションを稼働できます。
新しいOSに対応しないアプリケーションであっても、仮想化環境ならアプリケーションを改修せずに運用でき、継続して使い続けることができます。

もちろん、異なるOSが混ざっていても1つのコンソールで管理でき、運用が楽々です。


システムの延命対応にも

物理サーバが老朽化したり、サポート終了になっても、予算や技術者不在などの問題で仕方なく使い続けている場合に、OSやアプリケーションを仮想サーバに移行(P2V)することで、システムの延命を行うことができます。
もしサーバが故障したら…という心配やリスクから解放され、安心してお使いいただけます。

 

OSが変わっても旧OSごと仮想サーバに移行すれば、システムを改修せずにそのまま使えます。

物理サーバの老朽化や保守切れでリスクが高まったサーバは、仮想サーバに移行して延命できます。

おすすめサーバ仮想化ソフトウェア ラインナップ

サーバ仮想化のことなら、日興通信にご相談ください。
お客様のご要望をお伺いしながら、最適なシステムはもちろんネットワーク環境までトータルにご提案させていただきます。

 

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取扱製品例

  • VMware vSphere
    サーバ仮想化ソフトウェアの中で最も実績がある製品です。拡張性や機能性の高さ、管理面でも優れているほか、対応OSが多いのも大きな特長です。

 

  • Microsoft Hyper-V
    Windows Serverの標準機能です。インストールから本稼働の運用管理まで、使い慣れたWindowsの操作性でサーバ仮想化に取り組むことができます。
     

  • ハイブリッド運用をシンプルに
    ハイパーコンバージド・インフラストラクチャ
    サーバの仮想化はクラウド上にも構築でき、あらゆるビジネスをよりスピーディーで柔軟に、また障害時の事業継続性を高めます。
    しかし、クラウドとオンプレが混在するハイブリッド環境では、両方のシステムを効率よく管理するのは複雑になり、高度なスキルが必要です。
    そこで、ハイパーコンバージド・インフラストラクチャ(HCI)を活用すれば、高度なスキルがなくてもインフラをシンプルに管理できます。

    ハイパーコンバージド・インフラストラクチャは、一般的なx86サーバのみで構成する、シンプルで新しい仮想化基盤です。
    Software Defined Storageの機能により、複数台のx86サーバの内蔵ストレージを束ねることで、SANスイッチや外部ストレージが不要となり、シンプルで仮想的な共有ストレージを実現します。
    これにより、スピーディーなシステム導入、柔軟な拡張性、運用効率化などをサポートします。

ハイパーコンバージド・インフラストラクチャ(NEC社)