【GTO】営放連携マスターテロップシステム

コンパクトなマスターテロップ自動作画システム

営放システムからの指示に従いテロップを自動生成、VAFにファイルを出力。
GTO(ジーティーオー)は、ほぼ人の手を介さずにテロップ作成を実現するマスター用テロップシステムです。

 

簡単な作業で安全に。マスターテロップの自動作画を実現

GTOは営放システムと連携し、テンプレートの作成、スポンサーロゴの管理、テロップの自動作成からVAFへのファイル出力まで、マスター送出のテロップ作成業務をトータルサポートします。提供テロップはもちろん、おことわりテロップなどマスターで送出される様々なCGを扱えます。

自動作画後の微調整や承認作業も、誰にでもわかりやすい操作画面で行えます。効率的で安全なオペレーションを追求したシステムです。

 

自動作画のための効率的なフロー

テロップの自動作画は、事前にロゴの社数や位置などをテンプレートとして作成し営放システムに登録、また営放システムからの発番指示に従い、GTOのデータベースに各社のロゴを登録することで実現します。

営放システムからテロップ作成指示を受けると、「全面2社」「右下3社」…といったテンプレートにロゴが配置され、自動で提供テロップが作成されます。作画されたテロップに対して、各ロゴのバランスや装飾の微調整も簡単に行えます。

ファイルベースでの出力に対応

作成した提供テロップは、株式会社東芝「VIDEOS neo」で取り込めるMXFファイルに対応しています。

 

テンプレートは自由に作成可能。多彩なエフェクトも設定できます

動き付きのテンプレートを事前に作成しておくことで、静止画と同じフローで自動作成されるので、多彩な表現を実現できます。

 

【オプション】リアル3D・HQコーデックムービー

さらに、3Dレンダリングエンジンによるリアル3D機能をオプション追加することができます。
文字やオブジェクトの立体表現や、拡大縮小、曲線移動など3次元上の動きを実現できます。動きのサンプルが豊富に揃っているほか、フレーム単位の詳細なコントロールを行いテンプレートを作成することができます。

また、グラスバレー社のHQコーデックムービーファイルのインポートにも対応予定です。EDIUSで編集した動画を他のフォーマットに変換することなく、そのままテンプレートに使用できます。

 

ロゴデータの登録も簡単に

ロゴの登録は、ロゴファイルをウィンドウにドラッグ&ドロップするだけです。多くの汎用フォーマットに対応しているため、搬入されたロゴを変換することなくインポートできます。

モノクロのロゴには「黒エッジ」、カラーロゴには「白エッジ」や「エッジなし」などを判別し自動で装飾するルールを設定することができます。ロゴにゴミがないか確認できる「ゴミ表示ON/OFF機能」も搭載。ゴミと判断されるキーを自動削除することができます。

 

承認作業はPCプレビューで

テロップが完成したら、VAFへ出力する前に承認を行います。承認画面では、テロップの属性情報(営放システムから指示を受けている情報)の一覧表示とともに、PCプレビューによる動き付きでの再生確認が行えます。

内容に間違いがないか確認し、「承認」ボタンを押した素材だけが出力の対象となります。

 

運用に合わせて、柔軟なシステム構成を

GTOは構成もシンプルです。データサーバ・作画用端末・営放システムとのゲートウェイサーバを全て兼用し、テロップの作成からファイル出力まで、最少構成1台からの運用が行えます。

 

【オプション】ネットワーク運用

また、運用に合わせて柔軟に構成を拡張することができます。例えば運用管理端末を追加して、別の作業場所からロゴの登録、テンプレートの作画、承認作業などを行うことができるネットワーク構成でのご提案も可能です。

 

*「VIDEOS neo」は株式会社東芝の商標です。
*EDIUSはグラスバレー株式会社の登録商標です。