【最新米国便り】オーダーフルフィルメントビジネス
パンデミックはECマーケット拡大とEC販売チャネル多様化を招き、バックヤードオペレーションのアウトソーシングが普及。
受注から配送に至るプロセス(オーダーフルフィルメント)を専門業者に委託する「オーダーフルフィルメントビジネス」が再び浮上。
コンシューマーにとってセイムデイオンタイムデリバリー(当日配達)が当たり前となり、実現のためオンラインリテイラー(ネットショップ業者)はロジスティクスオペレーションに多額投資。
オンデマンドロジスティクスはマルチチャネルリーテイリングをサポートし、オーダーフルフィルメントサービス業界はAmazon、FeDex、EasyShipを含む二十数社が覇権を競っているが、2014年シカゴに設立されバーチャルキャピタルから7,000万ドルを調達し年200%の高成長を続ける従業員450人の ShipBob Inc, がリード。
ヨーロッパ連合(EU)、UK(イギリス)、カナダとオーストラリアにも展開し運用面の完全な透明性をセールスポイントに急伸してサードパーティロジスティクス企業として多くの顧客を獲得。
複数のロジスティクスセンターとのスプリットインベントリー(分割在庫)、マルチサプライヤー(複数の仕入先)、マルチキャリアー(輸送業者)とのパートナーシップ強化も推進。
ウイークポイントは顧客とのダイレクトコミュニケーションと商品のリアルタイム状況把握。
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