コラム

【最新米国便り】データフィケーション

デジタルテクノロジー、デジタライゼーションとビッグデータを絡め、デジタル化を推し進める概念『データフィケーション』。直訳すると「データ化」。あらゆるモノやコトに係わる情報をデータ化する。

 

広範なデータを数量化、マシンリーダブル(機械可読)で分析対応化し、マルチメディアデータ(音声、画像、映像)も構造化して可視化。

 

デジタル情報は集計して分析可能にするため、テキストデータに変換。人の日常とタスクは、データドリブンテクノロジー(情報に基づき判断する技術)で変換され多様化。

 

デジタルデータはテキスト変換を経て知識処理、洞察プロセスでメタデータへシフトされ意味と価値を付加。

 

次元の高められたデータはITプロフェッショナル、データサイエンティスト、エンジニア、テクニシャン、マネージャー不可欠となり、従来より奥行きの深いビッグデータエンジニア、ロボティクスエンジニア、ITアーキテクト、ビジネスインテリジェントアナリストとデータサイエンティストを生み出した。

 

モバイルデバイス、ソーシャルメディアトラフィック、ネットワークセンサーがデータストリームを高速、複雑化させ、イメージを変えたデータウェアハウスは対応能力向上のため、新たな機能と処理能力を強化しメタウェアハウスへ変貌。

 

機能とパワーは十年前の1,000倍にアップ。データフィケーションに加えオンデマンド分析にも威力を発揮しビジネスオペレーションの要に浮上。

 

2023年のTOP10テクニカルトレンドとして注目される『データフィケーション』はユニークなメタサイエンスとして教育機関に定着。